若手女優のクロエ・グレース・モレッツ(Chloe Grace Moretz)とエル・ファニング(Elle Fanning)が、『X-MEN』シリーズ最新作『X-Men: Apocalypse(原題)』に出演する可能性が報じられた。
プロデューサーを務めるブライアン・シンガー(Bryan Singer)が現在、『X-MEN: フューチャー&パスト』に続く最新作のキャスティング中で、同作はコミックを原作とした『X-MEN』シリーズで最大のヒットとなっている。
ブライアンはその成功を引き継ぐ重責を担っており、人気女優である2人に目を向けたようだ。他にも『トゥルー・グリット』のヘイリー・スタインフェルド(Hailee Steinfeld)の名前が取りざたされている。
米エンターテイメント情報サイト「TheWrap」によると、3人はジーン・グレイの少女時代の役で出演を争うことになるという。正式なオファーはまだないものの、近く出されるようだ。少なくともクロエとエルはすでに同役をめぐり、制作側とミーティングをしているとみられている。
3人のうちで見事役を獲得し、出演に同意した者は、ジョンとエレイン・グレイの娘でサイコキネシス能力を持つジーンをマーベルワールドで演じることになる。
一方、制作側は新作で若手キャラクターに無名の役者を起用したいと思っているようだ。ベン・ハーディ(Ben Hardy)、チャーリー・ロウ(Charlie Rowe)、そして『インターステラー』で注目されたティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)がサイクロプス役の候補に挙がっているとみられている。
クロエらは出演が決まった場合、前作から引き続き登場するマイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender)やジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy)、ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)らと共演することになる。
これまでのシリーズでは、ファムケ・ヤンセン(Famke Janssen)がジーン・グレイに、ジェームズ・マースデン(James Marsden)がサイクロプスに扮していた。
次回作は『フューチャー&パスト』のサイモン・キンバーグ(Simon Kinberg)が引き続き脚本を手がけた。公開は2016年5月27日が予定されている。
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