GLAM Editorial

2014.11.26(Wed)

コーリー・モンテースさんの死で「glee」キャストに喪失感 共演者が明かす

コーリー・モンテース&マーク・サリング

 米人気TVシリーズ「glee/ グリー 踊る♪合唱部!?」の主役の1人だったコーリー・モンテース(Cory Monteith, 享年31)さんは昨年7月に急死したが、キャスト仲間には今も「大きく、はっきりとした穴」が残されたとマーク・サリング(Mark Salling)が語った。

 コーリーさんとマークは同ドラマで共にアメフト部員を演じて大ブレイク。しかしコーリーさんは致死量のヘロインとアルコールを摂取したことで死亡した。

 キャスト陣は彼なしでシリーズを続けるほかなく、その多くは今もコーリーさんの死を受け入れることに苦しんでいるという。数々の賞を受賞してきた「glee」がシーズン6で幕となるのを前に、マークはコーリーさんを失った喪失感を今も感じていると語った。

 「コーリー・モンテースは、キャラクターとしても、実生活での個人としても、偉大なリーダーだった。大きな、はっきりとした穴が残っている。いつも彼のことを考えるよ」とマークは米People誌でため息をついた。「彼はドラマにとってクォーターバックのような存在だった。(トリビュートの)エピソードのタイトルがそうだったから陳腐に聞こえるけど、彼は実生活でもそうだった」

 「glee」は他にもリー・ミッシェル(Lea Michele)をスターとして世に送り出した。彼女はドラマでも私生活でもコーリーさんと交際していた。2009年にスタートした「glee」にはグウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)やサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)、ケイト・ハドソン(Kate Hudson)など大勢のトップスターもゲスト出演している。

 キャスト仲間にはドラマを去っていった者もいるが、前シーズンで復活した者もいる。

 「まるでずっと一緒にいたままのような感じだった」とマークは笑顔を見せた。「キャスト仲間には、一緒にいろんな体験をした人もいる。世界を旅したり、海外ツアーに行ったり…。まるで家族みたいだった」

 「もちろん、それがなくなると寂しくなるよ」

 しかしマークは友人のマイク・ミラー(Mike Miller)との共同プロジェクト「キャンプ・コヨーテ」で音楽活動にも集中している。2人の別人格であるソーとミルの曲を披露するという音楽プロジェクトだ。

 「どんな企画でも大いに歓迎するけど、今、自分の気持ちはキャンプ・コヨーテの立ち上げに注いでいる。もし成功すれば、作曲、歌唱、演技といった、自分の芸術的傾向をすべて満たすことができる」とマークは認めた。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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