ウィル・スミス(Will Smith)の主演で大ヒットしたSF超大作『インデペンデンス・デイ』が、再びスクリーンに戻ってくる。
ローランド・エメリッヒ(Roland Emmerich)監督によって1996年に公開された同作は、地球を侵略するエイリアンに立ち向かうパイロットの活躍を描いている。公開から約20年が経ち、Foxはその続編の製作に着手したと米エンターテイメント情報サイトDeadline Hollywoodが伝えた。撮影は来年5月に始まるという。
ウィルがスティーヴン・ヒラー大尉役で再登場することはないとみられているが、スタジオ側はエメリッヒ監督の再登板を交渉しているようだ。
監督は昨年、続編の可能性について語っていた。
「人類は、いつかエイリアンが再び襲来するだろうと分かっていた」と監督は米Entertainment Weekly誌に語り、2016年に公開される続編の可能性をほのめかした。「そして宇宙航行の唯一の方法は、ワームホールを使うことだとも知っている。このため、エイリアンにとっては2、3週間ですむところを、人類は20年から25年もかかる」
続編をめぐっては、かなり前からスタジオの上層部で話し合いがされていたと同誌は伝えている。スタジオ側は製作のスピードを早め、2016年7月1日から同6月24日に前倒しして公開することを決めたという。
第1作は8億1,740万ドル(現在のレートで約959億4,600万円)の世界興行収入を記録し、7,500万ドルの製作費を大幅に上回ったと映画情報サイト「Box Office Mojo」が伝えている。
Foxの広報は続編の報道に関してまだコメントしていない。
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