米TVシリーズ「ビバリーヒルズ高校/青春白書」で人気を博した女優のトリ・スペリング(Tori Spelling)が、夫で俳優のディーン・マクダーモット(Dean McDermott)がリアリティ番組「True Tori」を降板しても番組を続けると宣言した。
ディーンは先日、うつを告白し、夫婦問題を放送で垂れ流し続けるのはもうウンザリだと不満を漏らした。しかしトリは番組を続ける意志を固めているようだ。
ディーンが米トーク番組「The Meredith Viera」でLifetimeが放映する「True Tori」をやめたいと明言した後、トリは夫の降板で放送が中止になるわけではないとつけ加えた。
「そうは思わない。私にとって、番組はあくまで『True Tori』(真実のトリ)なの。まだまだ語り尽くしていないことがたくさんある」と彼女は司会のメレディス・ヴィエラ(Meredith Viera)に語った。
さらにトリは番組の命は夫に関係ないとも説明。ディーンは浮気したことをはっきり認めているが、同番組ではそれが焦点の一つとなっている。しかしトリは他の話題を持ち出すつもりでいるようだ。
「私は母親で、1人の女性でもある」とトリが主張した。「まだまだ続けていきたいの」
トリは私生活を公にすることで批判を受けてきた。しかし彼女にとって、それは自分の問題と向き合う道でもあった。
「(やりすぎとは)思わない。だって、もしすべてが今までのように公にされなかったら、夫と2人だけで向き合うことを選んでいたはず。このやり方を選んだのは、私の冒険、真実、そしてすべての女性が体験することだからなの。だからこそ公開したかった」とトリは説明した。「私にとっては、精神を浄化する役割があった。とても個人的なものでもある。私が人生と夫婦関係を公にすることについて、みんなが色んな意見を持っているのは理解できる。でもそれは私に必要なこと。長いこと自分の意見を持っていなかったし、そういう風に育てられたの」
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