元ディズニーの子役スターで現在は人気歌手のデミ・ロヴァート(Demi Lovato, 22)が、再びリハビリ治療を受ける寸前だったと告白している。
デミは2011年、摂食障害や自傷癖、中毒といった問題の治療でリハビリ施設に入所した。双極性障害と診断されたが、その後は問題を乗り越える努力を重ねてきた。しかしあるとき、ほとんど振り出しに戻った感覚に襲われたという。
「大変だった。去年の夏、摂食障害でまたリハビリに戻りそうだった」とデミは米Fitness誌とのインタビューで認めた。「食べ物に執着しながら、同時に恐れてもいた」
「(恋人の)ウィルマー(・バルデラマ[Wilmer Valderrama])が気づいて注意してくれたから助かった。食べものを怖がるのはやめて、食べ過ぎにはうんざりしていたのに、どうしてそうなったのか理解できなかった。今はきちんと練られた食事プランがあるわ。1日に少ない食事を4回、軽食を2回とっている。食べる量を抑えることが身につくの」
デミは自身の問題に目を背けず、公の場で語ることも多い。そうすることで同じ状況で苦しむ人たちの助けになれたらと思っているからだ。
デミは「Staying Strong - 365 days a Year」という本も出しており、健康と幸せを追求するための日々の約束事を伝えている。
「私には2つの選択肢があった。それをなかったことにするか、真実を伝えるか。隠すことにうんざりしていたとき、自分の問題を知ってホッとした。良くなるために何かができるとようやく分かったから」とデミは説明している。
来年4月にワールドツアー「デミ」のオーストラリア公演がスタートするのを控え、デミの調子は上々のようだ。
「過去を消すことはできないと分かっているけど、それが私の全てだとは思ってほしくない。今はこの瞬間を生きていることが嬉しいし、将来を楽しみにしているわ」とデミは笑った。
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