
英国ロンドンにて現地時間12月7日夜に行われた英国インディペンデント映画賞授賞式には、同国を代表する俳優たちがこぞって集まり、英国ファッションらしい着こなしぶりをそれぞれに披露、レッドカーペットで魅せてくれた。
中でも目を引いたのが、人気女優のキーラ・ナイトレイ(Keira Knightly、29)。この夜のキーラは、金銀色の刺繍が施された、スリーブレスのアイボリー色のドレスをゴージャスに美しく着こなしていた。足元の裾やスカート部分を毛皮でライニングしている繊細なこの一品は、「シモーネ・ロシャ(Simone Rocha)」の2015春夏コレクションからのもので、いつもより黒めに抑えていたキーラの髪色ともよく合って、彼女の色白の肌を綺麗に際立たせていた。アクセサリーには、弓型のイアリングと左手に大型の指輪を選択して、キーラは落ち着きのある中にはっきりと主張も光るルックを完成させていた。
キーラをエスコートしていたのは、もちろん、彼女の夫で英ロックバンド「クラクソンズ(Klaxons)」のイケメンメンバーのジェイムズ・ライトン(James Righton)。カメラマンたちに向かってポーズを取ったふたりは、相変わらずのアツアツぶりを振りまいていた。
この夜の式には、他にも女優アンヌ=マリー・ダフ(Anne-Marie Duff)などが出席。夫の俳優ジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy)にエスコートされたアンヌは、シックな黒のストラップレスで登場、こちらも夫婦で美男美女ぶりを披露していた。
大女優としての存在感を見せつけてくれたのは、ヘレン・ミレン(Helen Mirren、69)。片肩を見せるオフショルダーの黒いレースドレスとシアースカートは、いつものヘレンらしい、なかなか官能的な装い。ヒップに手をあてて、カメラマンたちのためにポーズを決めた後は、エマ・トンプソン(Emma Thompson)と一緒に大いにクスクス笑いあってお茶目な一面を見せていた。エマのほうは、ケープ状の楽しいドレス。こちらは、ベース黒の色調の上にブルーとグリーンを前面に派手に配した大胆なプリントのもので、ちょっと前髪を逆立たせたボーイッシュなエマのクイッフヘアーによく似合っていた。
一方、実力派女優オリビア・コールマン(Olivia Colman)は、大き目の襟がポイントの、フロントボタンのドレスというクラシックなルックで決めてきた。メタリックなクラッチバックに合わせて、髪には1920年代風の大きな金色の羽飾りを載せ、リップは明るい赤にして、風格のある優雅さを醸し出していた。
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