俳優のジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan, 32)は、大人気官能小説を原作とした『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で性的倒錯者のクリスチャン・グレイを演じている。役作りでBDSM(ボンデージ、調教、SM)をリサーチするため、ジェイミーは専門のクラブを訪れたときのエピソードを披露した。
「興味深い夜だったよ」とジェイミーは英版Elle誌で「セックス・ダンジョン」と呼ばれるクラブを訪れたときのことを振り返った。「中に入るとビールを出してくれた。すると、客は好きなことを好きなようにやっていた」とジェイミーは説明した。「2人の被支配者のうち1人を連れた支配者を見かけた。『おいおい、このために入場料を払ったんじゃない、ショーが見たいんだ』と思ったよ」
ジェイミーが全身全霊で演じたキャラクターは、謎に包まれ、物議をかもす生活を送る。リサーチを終え、倒錯の世界を出て家族の元に戻るのは変な感じだったとジェイミーは認めている。彼は妻で女優のアメリア・ワーナー(Amelia Warner)とまだ幼い娘を育てている。
「それから妻と生まれたばかりの子どものもとに戻って…2人に触れる前に長いことシャワーを使ったよ」とジェイミーが明かした。
同作にはメインキャラクターの1人、アナスタシア・スティールを演じるダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)とのラブシーンも数多くある。しかしジェイミーは、ダコタとの間で起きることは完全に仕事だけの関係だと強調した。
「セックスシーンの撮影中に役者が本気になると考えている人たちは間違っているよ。ケーブルを動かしたり、照明を使ったりしている毛むくじゃらの男性スタッフ数十人に囲まれているんだ」とジェイミーは話している。「見られるのが好きじゃないかぎり、セクシーとは感じないよ。ちなみに僕は違うけどね」
日本でも来年2月13日に公開される同作は、E.L.ジェイムズ(E.L. James)の同名小説を原作としている。
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