米ロックバンド、グリーン・デイ(Green Day)のフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロング(Billie Joe Armstrong, 42)が、2015年のロックの殿堂入りを「最高」にうれしいと感激している。
16日にグリーン・デイやルー・リード(Lou Reed)、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ(Joan Jett and the Blackhearts)、ビル・ウィザース(Bill Withers)らのロックの殿堂入りが発表され、ビリーが心境を語った。
デビューアルバムのリリースから25年後という規定のため、グリーン・デイが候補に上がったのは今回が初めて。初めての選考で殿堂入りを果たした数少ないミュージシャンとなった。
ビリー・ジョーにとっては、まさに夢が叶った瞬間だったようだ。
「受け止めるまでにかなりの時間がかかった。信じられないくらい最高の仲間の一員になれて、今も本当のことだと理解しようとしているところだ」とビリー・ジョーは米Rolling Stone誌に語っている。「オレにとって、ロックンロールはまだ時代遅れの言葉じゃない。自分を表現する方法で、これまでの人生を通じてやってこれたことを、永遠に感謝している」
グリーン・デイはデビューアルバム『39/スムーズ』を1990年にリリースし、「アメリカン・イディオット」や「ウェイク・ミー・アップ・
ホウェン・セプテンバー・エンズ」、「バスケット・ケース」といったヒット曲を連発し、世界中で大成功を収めた。
4月18日にクリーブランドのパブリック・ハウスで開催される式典では、テキサス出身のギタリスト、故スティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Vaughan)とブルースグループのポール・バターフィールド・ブルース・バンド(Paul Butterfield Blues Band)らも殿堂入りを果たす。
一方、ビートルズ(The Beatles)のドラマーだったリンゴ・スター(Ringo Starr, 74)にはアワード・フォー・ミュージカル・エクセレンス賞が贈られる。リンゴはビートルズとして1988年に殿堂入りを果たしているが、他のメンバーらはその後、別々に殿堂入りしている。
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