
俳優のチャーリー・シーン(Charlie Sheen, 49)が主演していた米TVシリーズ「アンガー・マネジメント」の新エピソードが制作されず、打ち切りになったことが19日、チャーリーら出演者に伝えられた。同シリーズは2012年にスタートし、チャーリーはセラピストとして主演を務めた。他にもセルマ・ブレア(Selma Blair)やブライアン・オースティン・グリーン(Brian Austin Green)らも出演していた。
「『アンガー・マネジメント』を100エピソードもやってきたことに、この上ない誇りを感じる」とチャーリーはゴシップサイトRadar Onlineの独占インタビューで語った。「一緒に仕事ができる機会に恵まれた最も才能のある人たちと、他に類のないほど特別なものを作ることができた。揺るぎない愛情と応援をしてくれたみんなに心から感謝する。次の章に乾杯だ」
シリーズにとって100話目で、シーズン2の最終話となるエピソードは22日に放映された。
しかしチャーリーには他にも仕事がいくつか舞い込んでいる。最新作『The Goldbergs(原題)』では、1986年のカルト人気作『フェリスはある朝突然に』で演じたキャラクターを再演する。
他に空いている時間をどうすごすかについてはあまり心配している様子はなく、クリスマスシーズンは身内とリラックスして送るつもりのようだ。
「チャーリーは家族や子どもたち、それに友だちと一緒に休暇をすごすつもりで、2015年はどんなことが起きるのかを楽しみにしています」と広報担当者はコメントしている。
チャーリーは2011年、奇行を連発したことで人気コメディシリーズ「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」を解雇され、「アンガー・マネジメント」をスタートした。チャーリーは「ハーパー★ボーイズ」のクリエイター、チャック・ロリー(Chuck Lorre)を公然と批判したほか、自分のことを「トラの血」が体を流れる黒魔術師だと宣言するなど、周囲を不安にさせていた。
状況がどうなろうと、チャーリーが懐具合を心配する必要はなさそうだ。2010年には「ハーパー★ボーイズ」1話につき180万ドル(現在のレートで2億1,600万円)という巨額のギャラを受け取り、最も稼ぐTV俳優となっていた。
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