人気歌手のマライア・キャリー(Mariah Carey)が、数百万ドルという高額のギャラでラスべガスの常設公演に出演する契約を近く交わすと報じられた。
グラミー賞を受賞した実力派のマライアは世界中で数百万枚のアルバムを売り上げ、5億ドル(約594億円)の資産を持つとみられている。
米The New York Post紙の付録雑誌「Page Six」によると、ラスベガスのストリップ大通りにあるホテル、シーザーズ・パレスでの常設公演に出演する交渉に入っており、実現すれば資産が3,000万ドル増えることになりそうだ。最近、ライブでのパフォーマンスが酷評されているマライアにとって、ラスベガス常設公演は喜ばしいものになる。アジア短期公演ツアー「エルーシヴ・シャンテューズ・ショー」の反響はいま一つだった。また先月にニューヨークであったロックフェラー・センター・クリスマスツリー点灯式でのパフォーマンスにも批判が殺到した。
そんなマライアはここ数ヶ月、私生活で多くのトラブルを経験している。8月には6年来の夫でTVタレントのニック・キャノン(Nick Cannon)が別居していることを公表。マライアは別居についてほとんど語ろうとしないが、精神的な苦しみを乗り越えようとしているようだ。
「マライアは先週、ニックと心を込めた話し合いをして、2人は双子のためにお互いの気持ちをわきへ押しやることに同意した。ニックは別居直後から他の女性とデートを繰り返しているとマライアが批判して以来、2人の関係はかなり悪化していたが、彼女はここへ来て、子どもたちのためにも前に進むしかないと気づいたんだ」とある事情通が先日、英Closer誌に語っている。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。