英出身のヘヴィメタル・ミュージシャン、オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne, 66)と妻でマネージャーのシャロン(Sharon)はラスベガスでのコンサートに向けた準備を始めている。
2005年にリリースされたアルバムのタイトルにもなっている「プリンス・オブ・ダークネス」の異名でも知られるオジー。現在は妻のシャロンとラスベガスでの大がかりなコンサートを計画している。
「今はラスベガスで開催されるオジーのコンサートに向けて動いているところ」と英 The Sun紙に語ったシャロン。「ハロウィーンに間に合わせたいわね。コンサートの名前はHellgate(地獄の門)よ」
Hellgateとはオジーのコンサートにふさわしいネーミングだ。彼は80年代にアメリカでのライブ中にコウモリの頭を噛みちぎったという悪名高き伝説の持ち主だから。
このコンサート次第だが、オジーはセリーヌ・ディオン(Céline Dion)、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)、ダニーとマリーのオズモンド兄弟(Donny and Marie Osmond)といったラスベガスで長期間の公演を行うアーティストの仲間入りをするかもしれない。
マライア・キャリー(Mariah Carey)も間もなくラスベガスでの常設公演に向けた巨額の契約を結ぶという。だが、オジーと親しい関係者は、ロック・ミュージックも人気が出るだろうと予想している。
「ラスベガスは最高の場所です。ここならロック・ファンも大勢押し寄せるでしょう」と事情通が明かした。「オジーのステージは一番の呼び物になるかもしれません。ユニークなことをしてくれるのは間違いありませんよ」
オジーは70年代に英バンド「ブラック・サバス」のフロントマンとして一躍有名になった。70年代の終わりにはソロ活動を開始し、世界中で大きな成功を収めてきた。
「オジーがラスベガスでワンマンショーを行うのは初めてのことです。彼が何をやってくれるのか大きな注目が集まっています」と事情通はつけ加えた。
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