英ボーイズバンド、ワン・ダイレクション(One Direction)のハリー・スタイルズ(Harry Styles, 20)が映画俳優に興味を示していると大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)が明かした。
ハリーは音楽業界で確固たる地位を築き、世界中でファンを獲得している。ハーヴェイはハリーが映画界に進出するのは間違いないと確信している。
「彼が映画ビジネスに参入することに疑いはない。そうしたがっている感触がある」とハーヴェイは英The Mirror紙に語っている。「会えば分かるが、彼には超カリスマ的なオーラがある」
ハーヴェイはミラマックス・フィルムズの共同創設者であり、ザ・ワインスタイン・カンパニーの共同会長も務める。『世界にひとつのプレイブック』や『ビッグ・アイズ』、『ジャンゴ 繋がれざる者』、『パルプ・フィクション』といった数多くの名作を世に送り出してきた。そのハーヴェイによると、ハリーとはすでに出演作の話し合いを重ねているという。
「彼が去年、わたしたちのオスカーパーティーに顔を出したとき、一緒にランチに出かけた。2回か3回会って、彼はとても興味を示していた。それにチャーミングな若者だ。まさに映画スターだよ」とハーヴェイが明かした。
さらにハーヴェイは、ハリーならすぐにでも起用したいと明言。しかし他の俳優と同じようにオーディションには出てもらいたくないとも話している。
「彼はオーディションに出る必要もない。彼に役をオファーしたが、ツアーで出演できなかった。彼らのツアーが稼ぎ出したお金は驚きだし、出演の義務もあった」とハーヴェイは熱く語った。「ハリーはいつか、すばらしい主演俳優になると確信している。すでにポップコーンの列に並ぶ女性ファンにはこと欠かない」
ハーヴェイは以前、『Tulip Fever(原題)』で英人気モデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)の相手役をハリーにオファーしたが、ハリーはツアースケジュールの都合で辞退した。
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