歌手で女優のマイリー・サイラス(Miley Cyrus, 22)が過激な写真を公開したことに対し、両親が「怒り」の説教をしたと伝えられた。
米National Enquirer誌は今月、レコーディングスタジオで撮影されたマイリーの画像を掲載した。ワンジーと呼ばれるつなぎを着て、テーブルの上にドラッグ用器具とみられるものが並んでいるのが写っている。
マイリーは今回コメントしていないが、以前は違法薬物の摂取を公言したこともある。当人はあまり心配していないかもしれないが、父でカントリー歌手のビリー・レイ・サイラス(Billy Ray Cyrus)と母ティッシュ(Tish)の反応は違ったようだ。
「両親から説教されていた。2人とも激怒して、彼女はスタジオでどんな人と一緒にいるのかもっと気をつけることに同意した」とある関係者は英Heat誌に語っている。「特に母親は娘の迷走ぶりを心配している。行動に干渉すべきだとスタッフも話し合っている。起きるのが避けられない交通事故のようなものだ」
また、マイリーがより大きな問題を抱えているという懸念もある。最近はメディアにあまり登場していないが、マイリーは人目につかないところで自分を試しているようだ。
「彼女は今、自分の健康を限界まで試していて、例えば睡眠時間を毎日3時間に減らしている。でも大したことじゃないと思い込んでいるんだ」と事情通が続けた。「彼女はドラッグの使用にとてもオープンだし、しょっちゅうその話題に触れているから、このくらいの写真は大したことじゃないと考えている。模範的な存在になるのが大嫌いなんだ」
米ディズニードラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」でブレイクしたマイリーは、メディアに注目されて成長することに苦しんできた。ワイルド路線にイメチェンしてからは批判の的となり、露出度の激しいステージ衣装は若いファンに良いメッセージを与えないとも指摘されている。
2013年には米Rolling Stone誌でのインタビューでドラッグについて赤裸々に語り、さらに物議をかもした。
「マリファナは世界最高のドラッグだと思っているわ。一度、ペヨーテ(幻覚作用のあるサボテンの一種)を入れたジョイントを吸ったことがあるけど、月に向かって吠えるオオカミが見えたわ」とマイリーは力説した。「ハリウッドはコカインタウンだけど、マリファナはずっとマシ。モリーもそう。ハッピードラッグというか、ソーシャルドラッグだと思っているの。友だちと一緒にいたくなる。開放的になって、バスルームから出たくなる。コカインは好きじゃないわ。気持ち悪くなるし、すごく暗い。何それ、90年代? オエッて感じだわ」
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