GLAM Editorial

2015.01.23(Fri)

「glee」のアンバー・ライリー、人種差別を繰り返さないためには教育が大事と力説!

アンバー・ライリー

 米TVシリーズ「glee/ グリー 踊る♪合唱部!?」で知られる女優のアンバー・ライリー(Amber Riley, 28)は、歴史が繰り返すのを防ぐため、子どもたちにアメリカの奴隷貿易を教えるべきだと考えている。

 アンバーは女優になる前にどうやって人種差別に耐えてきたのか口を開いた。初めて偏見を経験したのは学校に通うようになってからだったという。

 「両親は(差別の話を)していたけど、わたしは『それは何十年も前のことでしょ。もうそんなことは起こらないわ』と言って本気にしなかった」とアンバーは米エンターテイメント情報番組「MTV News」で語っている。「でも中学校3年生のときから、大半が白人の学校に通ったの…。人生で初めて今までと違う気持ちにさせられた。そして人種差別と偏見を経験したの。みんなに髪のことを聞かれた。まるでカルチャーショックだった」

 アンバーは現在、今後同じような偏見を避けるため、アメリカの人種的な側面にもっと集中すべきだと学校に促している。若者を教育できれば、人種差別の軽減につながると期待を寄せている。

 「子どもたちにはアメリカの歴史を教えないといけないわ。特に奴隷貿易や市民権運動について」とアンバー。「絶対にそのことを子どもたちに教えるべき。なぜなら、もしそうしなかったら、必ず歴史が繰り返されるから」

 さらにアンバーは、いかなる形でも人種偏見を語ることで、問題が神話やファンタジーなどではなく、よりリアルに感じられればとも話している。

 アンバーは「glee」で演じたメルセデス・ジョーンズ役でブレイク。2013年にはダンスリアリティ番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」に出演し、優勝した。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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