米人気TVシリーズ「glee/ グリー 踊る♪合唱部!?」の主役の1人だったコーリー・モンテース(Cory Monteith, 享年31)さんの父親が、人生のほとんどで息子とは接点を持たなかったと認めている。
コーリーさんは2013年7月、ヘロインとアルコールの過剰摂取により亡くなった。遺産相続の手続きが終わりに近づく中、父のジョー・モンテース(Joe Monteith)は息子と親しくなかった過去を告白した。
芸能情報サイトTMZが入手した法的書類によると、ジョーはコーリーさんが「9歳から20代」までの間、ほとんど接触せず、養育費の支払いも怠っていたことを認めている。
このため母のアン・マクレガー(Ann McGregor)は、ジョーは法によりコーリーさんの遺産を受け取る権利はないと主張しているようだ。
書類にはコーリーさんの遺産が81万ドル(約9,550万円)だと明記されており、また元ルームメイトのザカリー・ラーソン(Zachary Larson)が未納になっている8万ドルの税金と名前の明かされていない複数の債権者から借りている1万5,000ドルを支払うことになっている。
コーリーさんは遺書を残していなかったため、遺産の大半は母に渡ることになる。突然の死から18ヶ月が経つが、共演者たちは今も大きな空洞を感じているようだ。
「コーリー・モンテースは、キャラクターとしても、実生活での個人としても、偉大なリーダーだった。大きな、はっきりとした穴が残っている。いつも彼のことを考えるよ」とマーク・サリング(Mark Salling)は11月、米People誌でため息をついた。「彼はドラマにとってクォーターバックのような存在だった。(トリビュートの)エピソードのタイトルがそうだったから陳腐に聞こえるけど、彼は実生活でもそうだった」
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