
英女優のキーラ・ナイトレイ(Keira Knightley, 29)が、母親のスペリングがひどいためにこんな名前になったと明かした。
ちょっと変わった名前を提案したのは父親だが、登録する際に母親がミスをしてしまい、父親は不満を感じていたという。
「ある日テレビに出ていたロシア人スケーターにちなんで『キエラ(Kiera)』という名前になるはずだったの。父が彼女のファンになって、わたしの名前にしたがっていた。でも出生登録に行ったのは母で、うっかりスペルを『ie』じゃなく『ei』にしてしまった。母はスペリングが苦手だから」とキーラは英版Elle誌で笑った。
家族はそのことを今では笑ってすませているが、当時は受けが悪かったらしい。父親のウィル(Will)はことのてん末を知ってゾッとしたが、すでに手遅れで、母親のシャーマン(Sharman)にできることは何もなかったという。
「聞いたところだと、母が帰宅すると父は『何をやらかした? スペルが間違ってるぞ!』と怒ったの。でも、もうどうすることもできなかったのよ。書類に記入してしまえば、もう取り消せない。スペルエラーってわけ」とキーラは説明した。
そんなキーラは夫でミュージシャンのジェイムス・ライトン(James Righton)との第1子を妊娠中で、女の子だとうわさされている。性別や名前については詳しく語ろうとしなかったが、キーラは自身の子ども時代を振り返った。
彼女は以前、あまり若いうちに有名人になりたくなかったと認めたことがあり、無名ならプライベートでの過ちをパパラッチに激写されずにすんでいたと話している。
学生時代について語ったキーラは、学校があまり好きではなかったと認めた。
「あれやこれを着るべきだという考え方が前から嫌いだったの。自分のやっていることが何もかも否定されている気分になるから」と彼女は不満をもらした。「学校は嫌いだったし、大人になっても好きじゃない。頭に植木鉢をかぶるのが好きなら、頭に植木鉢をかぶったっていいじゃない」
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