女優のキャリー=アン・モス(Carrie-Anne Moss, 47)が、米Netflixが配信するMarvel製作のオリジナルシリーズ「A.K.A. Jessica Jones」で主役を務めることが分かった。
キアヌ・リーヴス(Keanu Reeves)と共演した『マトリックス』シリーズで華麗なアクションを披露したトリニティ役で有名なキャリー=アンが、クリステン・リッター(Krysten Ritter)扮するタイトルロール・ジェシカの好敵手となるのは確実だ。
キャリー=アンの役名は明かされていないが、Marvelは彼女の出演を発表し、そのタフなキャラクターの片鱗をほのめかした。
「モスが演じるのはジェシカの力強い仲間となりえる、真剣な女性だ。もしジェシカが最初に彼女を仲間外れにしなければの話だが」と同社は声明でコメントしている。
13話構成の新シリーズは年内にNetflixで配信され、2003年にベン・アフレック(Ben Affleck)主演で映画化された『デアデビル』の主人公をチャーリー・コックス(Charlie Cox)が演じる「Daredevil」に続くMarvelシリーズとなる。
キャリー=アンはクリステンのほか、キルグレイブ/パープルマン役のデイビッド・テナント(David Tennant)、トリッシュ・ウォーカー役のレイチェル・テイラー(Rachael Taylor)、ルーク・ケイジ(Luke Cage)役のマイク・コルター(Mike Colter)らとも共演する。
「キャリー=アンは複雑なキャラクターを、深く重層的な内面世界をもって演じる力を証明している。『Jessica Jones』での出演は、本シリーズの多くのハイライトの一つになるだろう」とMarvelテレビ部門の指揮を執り、製作総指揮を務めるジェフ・ローブ(Jeph Loeb)副社長がコメントしている。
同作はスーパーヒーローとしてのステータスが悲劇的に短い終わりを迎えたジェシカが、人生とキャリアを立て直そうとする物語だ。しかしスーパーヒーローの世界との関係が完全に断たれたわけではなく、ニューヨーク市警の刑事となった彼女が「特別な能力を持つ犯罪者」をめぐる事件に巻き込まれる姿を描く。
「キャリー=アンはそのキャリアを通じて、観る者の心をつかみ、つながりを築く形で幅広いキャラクターを演じてきたし、その才能を『A.K.A. Jessica Jones』にも持ち込むことに疑いの余地はない」と製作総指揮のメリッサ・ローゼンバーグ(Melissa Rosenberg)も続けた。
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