2012年に急死した歌手のホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston, 48)さんの娘ボビ・クリスティーナ・ブラウン(Bobbi Kristina Brown, 21)が浴槽で意識不明の状態で発見された事件をめぐり、友人が沈黙を破った。
ボビと「長年」の友人だとされるマックス・ロマス(Max Lomas)は、彼女が1日にジョージア州ロズウェルの自宅で意識不明の状態で発見されたことに非常なショックを受けていると明かした。米Us Weekly誌に寄せた声明でマックスの代理人を務めるフィリップ・A・ホロウェイ(Philip A Holloway)弁護士は、マックスは警察の参考人として浮上していないと主張。それどころか意識不明になっている彼女を発見して通報したのはマックスで、「夫」のニック・ゴードン(Nick Gordon)がそのそばでCPR(心肺機能蘇生術)を施していたと力説した。
「報道とは違い、ボビ・クリスティーナを最初に発見して警察に通報したのは、依頼人のマックス・ロマスだった」とホロウェイ弁護士は声明でコメントした。「依頼人は彼女が完全に回復すること以上に何も望むことはない。彼とクリッシーは本当に長年の親友で、彼は非常なショックを受け、早い回復を祈っている」
さらにホロウェイ弁護士は、マックスは今回の事件に関連して「何の嫌疑もかけられていない」と続け、単に事件の目撃者でしかないと強調した。
これまでの報道では、ドラッグ所持で逮捕されたマックスの過去が、今回のボビの事件でカギとなるかもしれないと伝えられている。警察はボビの自宅を2度目に家宅捜索した際、家族が芸能情報サイトTMZに語ったところによるとドラッグとみられるものを押収している。
しかしホロウェイ弁護士は、1月にマックスがドラッグを売る目的で所持していた疑いで逮捕された件は今回の事件とは関係がなく、依頼人は全力で「当局に協力」していると力を込めた。公式発表によると、マックスは以前の起訴について無罪を主張しているという。
ボビは3日、昏睡状態のままジョージア州アトランタのエモリー大学病院に搬送された。神経専門の治療施設としてはトップクラスの病院だ。
父親で歌手のボビー・ブラウン(Bobby Brown, 46)は翌4日、治療法をめぐってブラウン家とヒューストン家の不和が報じられる中、娘に会うため同州に入った。
その前日、ボビーは弁護士を通じて声明を出し、娘はホイットニーさんが息子として養育していたニックと合法的には結婚していないと明言した。
「これまでの報道を訂正すると、ボビ・クリスティーナは過去も、現在も、ニック・ゴードンとは結婚していない」とボビーはコメントしている。
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