英俳優のヒュー・グラント(Hugh Grant、54)は、今週全米でも公開になった新作出演映画『The Rewrite』(ザ・リライト)のプロモーション中。同映画では、ハリウッドから米東海岸に移り住み、そこでシングルマザーと恋に落ちる、かつてアカデミー賞を取ったがいまは落ちぶれ気味の脚本家を演じている。
ラブコメの主役を長く張り続けてきたハンサムなヒューも、50歳を過ぎてこれが最後のラブコメかもしれないという声を、自ら口にしているところもある。
「むかし、自分の生のお尻を映画の中で見せたことがあるんだ。25歳の、そりゃ恰好いいお尻だったよ」と、ゴシップサイトPage Sixにヒューが過去を振り返った。
「もうお尻をひとに見せる気はないよ。2歳になる息子に対しては、別にしてね。その息子も、ぼくのお尻は見ると笑うぐらいの代物なのさ。身体の他の部分も、人目にさらすつもりはもうないね」
年齢があがるにつれ、スリムな体型を維持するのがひどく難しくなってきていると、ため息をついたヒュー。
「脂肪が急速に身体に付いてくるのがわかるんだよ。それを防ぐのに四苦八苦になっている」
50歳台になってから、エクササイズの方法をヒューは変えたそうだ。身体の筋肉の伸縮を優先し、課題部位に力を集中するようになったという。
「ピラテスを好むようになったね。どこの都市に行っても、ピラィテスをする相手の女性を用意しているぐらい」
元々があまり“体育系”という感じがしないヒュー。オリンピックに出場できたなら、どのスポーツで金メダルを取りたいかと聞かれものの、心臓に負担のかかる運動には、まったく関心がないのがありありとわかる答えをしている。
「オリンピックにはそれほど興味がないよ。汗臭い薬物依存者だらけじゃないか!」とElle誌に語っている。
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