人気SFシリーズ「スター・トレック」のオリジナル版の「スポック」として知られるレナード・ニモイ(Leonard Nimoy)はが2月27日に亡くなった。
同シリーズで「カーク船長」役だったウィリアム・シャトナー(William Shatner)は、1997年に行われたウィリアムの三度目の結婚式でレナードが花婿介添え役を務めるなどプライベートにおいても親友であり、レナードの訃報が伝えられた後の28日に涙で顔を腫らせたウィリアムの姿が伝えられている。
この日ウィリアムは、先約の仕事のために日曜日に行われたレナードの葬儀に出席できない悲痛をツイッターでファンたちに伝えていた。
「わたしは現在フロリダにおり、今夜行われる赤十字の慈善イベントに出席する先約があって、明日のレナードの葬儀には間に合いそうにない。すごく悔しい思いだ」
ウィリアムは、遠くからにはなるが自分なりにレナードのことを思い浮かべることとし、レナードのファンたちにも故人を心の中でともに偲ぶことを呼び掛けた。
「明日は、みなで心はひとつに合わせて、いくばかの時間レナードという男のことを偲び、彼の一生を讃えよう」
その上で、ファンからツイッターで寄せられた多くのお悔みと慰めの言葉に感謝した。
「世界中から寄せられた溢れんばかりの情愛を、言葉ではとても表せそうにないほどありがたく思っています」
慢性閉塞性肺疾患との長い闘病生活の末に逝去したレナードについて、悲報が伝わった直後にウィリアムは、JustJared.comに対してこう語っている。
「兄弟のようにレナードのことを愛していたよ。彼のユーモアと才能、そして何よりも彼の情愛の深さを、誰もが惜しむことだろう」
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』など、最新のリブート版『スター・トレック』映画で「スポック」を演じているザカリー・クイント(Zachary Quinto、37)も、ツイッター上でお悔やみの言葉をすぐさま載せていた。
「悲痛な思いです。あなたを深く敬愛していました。天使たちに導かれて、どうぞ安らかに」
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