ブロードウェイミュージカル「キャバレー」に出演中の女優シエナ・ミラー（Sienna Miller, 33）が、公演中に負傷して数針縫うケガと黒アザをつくったと報じられた。
『アメリカン・スナイパー』でも知られるシエナは先月、エマ・ストーン（Emma Stone）からサリー・ボウルズ役を引き継ぎ、主役を務めている。米New York Daily News紙によると、シエナは先週末の公演中、舞台が暗転した際に小道具にぶつかってケガをしたようだ。9日午後、マンハッタンのアッパー・イーストサイドにあるレストラン「Serendipity 3」を訪れたシエナの顔には大きな切り傷があったという。
「（シエナは）大きなサングラスをかけてレストランに入っていったけど、店主にあいさつするため外した時、黒アザと縫った傷跡が見えた」とある事情通は同紙に語っている。「サングラスを外すと、『ダメダメ、見ないで、見ないで』と言っていた」
しかしシエナは、ケガで仕事に少しでも影響が出るのをよしとしないようだ。ケガをしたのは7日夜の公演中だったとみられているが、翌8日のマチネー公演にも出演。共演するアラン・カミング（Alan Cumming）が同日Instagramに投稿した動画に登場した際も、目の黒アザは目立っていた。
目撃者の話によると、シエナは久々の休みをフィアンセで俳優のトム・スターリッジ（Tom Sturridge）、そして娘のマーロウ（Marlowe, 2）ちゃんと一緒に、Serendipity 3での食事を楽しんでいたという。
シエナは以前、有名なキャラクターであるサリーを演じるにあたり、自分なりの工夫をこらすと語っていた。
「この役は自分なりのバージョンで演じなくちゃいけないの」と彼女は米Vanity Fair誌で語った。「本当に底なしのキャラで、いろんな解釈ができるし、演じ方は百万通りもある」
シエナは劇場「スタジオ54」で公演中の「キャバレー」に、3月29日まで出演する。
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