米Us Weekly誌は、リアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」で知られるケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner, 19)が父親の女性化を事実とした記事を撤回すると発表した。
Us Weeklyは今週、モデルとしても活躍するケンダルが、父ブルース(Bruce)の女性化の噂を事実と認める記事を掲載。この特集記事で、ケンダルはブルースが「靴を履き替えている」と発言し、「男性・女性に関係なく、父をこれからも愛している」と話している。
しかし同誌は19日、記事が不正確だったと明らかにした。
「Us Weeklyは3月18日の水曜日に、『ケンダル・ジェンナー、ブルース・ジェンナーの変化について沈黙を破る:父をこれからも愛してる』というタイトルで、モデルでリアリティスターのケンダル・ジェンナーのインタビューを掲載しました。このインタビューは3月14日土曜日にロサンゼルスであった、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)が出演した(TV局)コメディ・セントラルの『ロースト』の収録時にフリーのジャーナリストによって行われたとされています」とUs Weeklyは公式サイトに掲載した声明でコメントした。「ジェンナー氏がTwitterを通じ、このインタビューはなかったと否定したのを受け、Us Weeklyはただちにフリーランス記者に連絡を取りました。彼は実際にインタビューを行ったとした上で、彼女の言葉の引用は正しいと主張しています。しかし、その説明の裏を取る努力を重ねた後、Usはこのインタビューの正当性と、インタビューがなされた状況に疑念を持つにいたりました」
ケンダルは18日、Twitterで問題の記事を批判。インタビューなどなかったと強調した。
「引用された言葉を一切言っていないのに、それを『引用』して掲載するなんて、どこが合法だって言うの?」とケンダルはツイート。「Us Weeklyは人の言葉をでっち上げたことを恥じ入るべきよ。わたしはあんなこと絶対に言ってない。というか、そもそもインタビューを受けていない」
Us Weeklyは撤回声明の中で、問題の特集記事でケンダルにどのような形であっても気を悪くさせてしまったことを謝罪した。
「この記事を完全に撤回するとともに、ウェブサイトから削除します。ジェンナー氏と家族には、心からお詫び申し上げます」と同誌は結論づけた。
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