人気歌手のセリーヌ・ディオン(Celine Dion, 46)が、ラスベガス公演を再開した暁には「高らかで明るい歌声」を披露すると約束した。
カナダ出身のセリーヌは2003年から断続的にシーザーズ・パレスで定期公演を行っている。しかし昨年8月、のどのがんで闘病中の夫レネ・アンジェリル(René Angélil, 73)を支えるため、今後の公演をキャンセルした。
しかし幸いなことに、彼女は8月末にラスベガス・ストリップに復帰することが決まった。セリーヌは試練にさらされた家族に温かいメッセージを送ってくれたファンに感謝した。
「わたしにとっても非常に感情的なことですし、その日が近づくにつれて、ますます興奮が高まると思っています」とセリーヌは米People誌でコメントした。「とても感動しています。毎晩、新しいステージをお届けしし、高らかで明るい歌声を約束します」
セリーヌはラスベガス公演をキャンセルしたほか、夫が必要とするケアに集中するため、昨年のアジアツアーもキャンセルした。
「私の持つ力とエネルギーのすべてを、夫の回復のために捧げたいと思います。そのためには、この時間を夫と子どもたちに専念することが大事です」とセリーヌは当時、米People誌に寄せた声明でコメントした。「世界中のファンのみなさんにご迷惑をおかけすることを謝りたいと思いますし、みなさんの愛情と支援に深く感謝しています」
映画『タイタニック』の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」などで知られるセリーヌは1994年にレネと結婚し、3児をもうけた。レネは1999年にもがんで治療を受けたことがあり、今回が2度目の闘病となっている。
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