米人気TVシリーズ「MAD MEN マッドメン」で知られる俳優のジョン・ハム(Jon Hamm, 44)が、アルコール中毒のリハビリ治療を終えたと報じられた。
ジョンは2月末、コネチカット州ニューカナーンにあるシルバーヒル病院に入院し、30日間の治療を受けた。広報担当者は芸能情報サイトTMZに対し、ジョンがアルコール中毒で治療を求めたと認めた。
「長年のパートナーであるジェニファー・ウェストフェルト(Jennifer Westfeldt)の支えもあり、ジョン・ハムは先日、アルコール中毒の治療を終えることができました」と広報担当者はコメントしている。「2人はプライバシーの尊重と配慮を求めています」
ジョンが正確にいつシルバーヒル病院を退院したのかは不明だが、24日にロサンゼルス国際空港で目撃されている。
ジョンが「マッドメン」で演じるドン・ドレイパーは、その手にドリンクを持っていない姿をほとんどさらしたことがない。またジョンは以前、アルコールがどれほど好きなのかを打ち明けたことがある。
2014年に米Esquire誌とのインタビューでゴルフが大好きな理由を説明していたジョンは、次のように語っている。「家を出て、ムダ話をしてビールを飲む口実なんだ」
「マッドメン」は今年、シーズン7でフィナーレを迎えた。しかし最近、同人気ドラマの終了について語っていたジョンは、今後の活動に不安があると認めた。
「キャリアを通じてずっと続けていた仕事がなくなってしまうんだ」とジョンは米GQ誌で告白した。「まさに目が覚める思いだよ。これからも真剣な役者として受け止めてもらえるだろうか? 残りの役者人生をラブコメディだけで終わるのだろうか? 次はどうなるんだ?と不安なんだ。分からないよ。壮大なプランを持てるほどのうぬぼれだったらよかったのにと思うくらいさ」
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