米人気ドラマ「The OC」などで知られる女優のミーシャ・バートン(Mischa Barton, 28)が、実の母ヌアラ(Nuala)を訴えたことが分かった。7日に提出された訴状では、マネージャーも務めていた母親を「タレントのマネージャー気取りの強欲なステージママ」だと非難している。
今回の訴訟でミーシャは出演映画『The Hoarder(原題)』の出演料の大半を母親が横取りしたとしている。ある一定の金額を受け取るとは聞いていたものの、実際にはそれ以上の額をもらっていたようだ。
ミーシャの主張によると、後になってから出演料の満額が制作会社から支払われていないことに気づいたという。支払いには10パーセントのヌアラのマネージメント料も含まれていた。
「バートンが演技に磨きをかけ、役者という夢の人生を現実のものとする一方で、母で被告のヌアラ・バートンは、花開きつつあるバートンのキャリアを密かに自分の利益のために利用する悪巧みをしていた」と訴状には記載されている。
支払い額の不一致に加え、ヌアラはビバリーヒルズに位置し、ベッドルームが8部屋もある豪邸の所有権を自分と別の娘に移すことで、ミーシャを自宅から追い出したとして訴えられている。
ミーシャによると、両親は今もこの自宅で「悠々と」暮らしているという。
女優活動に加え、ここ数年のミーシャはファッションビジネスにも手を広げており、ハンドバッグのブランドを展開したり、ロンドンにブティックをオープンしたりしている。しかし彼女によると、ヌアラはこうした事業の利益も自分の懐にしまい込んでいるようだ。
「ヌアラは名前と肖像権の補償をバートンにしなかったばかりか、これらの事業の利益をバートンと共有しなかった」とミーシャ側は指摘。「バートンの名声と人気のみによってこれらの事業が立ち上げられたにも関わらずだ」
さらに訴状によると、ヌアラはマネージャーとしての役職から解雇されているという。
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