人気歌手のジャスティン・ビーバー(Justin Bieber, 21)は今後、アルゼンチンに入国したら逮捕されることになる。
ジャスティンは昨年11月、2013年にブエノスアイレス市内のナイトクラブで起きた暴行事件に関わった容疑で事情聴取に応じる要請を受けていた。カメラマンのディエゴ・ペソア(Diego Pesoa)は、ナイトクラブから立ち去るジャスティンを撮影しようとした際、ジャスティンがボディガードの1人に命じて自分を襲わせたと主張している。
アルゼンチンの裁判官は10日、もしジャスティンが再入国した際はその身柄を拘束すべきだと決めた。
「被告の即時拘束命令が適切だと考える」とアルベルト・フリオ・バノス(Alberto Julio Banos)裁判官は指摘し、8日付で逮捕状を発行した。
エンターテイメント情報サイト「FarandulaShow」が掲載した裁判所の決定のコピーは、ソレダード・ニエト(Soledad Nieto)事務官によって本物であることが確認されている。
さらにバノス裁判官は、問題のボディガードがアルゼンチンに再入国した場合、その身柄拘束も決定している。
ジャスティンは11月、2013年の事件について2ヶ月以内にアルゼンチンに戻り、聴取を受けることを命じられた。しかしその命令に従わなかったため、10日の逮捕状発行につながった。
しかしジャスティンに気にする様子は見られない。心配するどころか、親友でモデルのケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)と野外音楽フェス、コーチェラ・ミュージック・フェスティバルでパーティーに興じる姿を目撃されている。
長年の友人同士である2人には最近、熱愛の噂も流れている。ジャスティンがケンダルを抱きしめている親密な写真がInstagramで公開されたのが発端だった。
ケンダルは米TV番組「ナイトライン」でのインタビューで、ジャスティンとはただの友人でしかないと交際を否定し、次のように語った。「家族の長年の友だちなの。みんないつも何かを推測するのが好きだけど、ちがうわ」
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