英女優のキャリー・マリガン(Carey Mulligan、29)は、ヴィクトリア朝時代イギリスを舞台とする主演作映画『Far from the Madding Crowd(原題)』が英米で5月1日に公開。
同映画では、キャリー演じる自立心高き農場主バスシェバ・エヴァーデンと、ベルギーの俳優マティアス・スーナールツ(Matthias Schoenaerts、37)演じる羊飼いガブリエル・オークとの恋愛模様が描かれるが、ある撮影シーンでキャリーはヒツジの糞尿の中を泳ぐ羽目になったそうだ。
「すごく楽しかったのだけれど、撮影が終わった頃にはさすがに少しイヤ気がさしたわ。ヒツジたちが水の中で、垂れ流しするんだもの」と、同映画のロンドンプレミア試写会でキャリーが語ったと英The Mirror紙が伝えている。
「男性俳優陣もぶつぶつ文句言い通しだったけれど、彼らは少なくとも衣装の下にウェットスーツを着させてもらっていたわ。わたしは、ウェットスーツもなし。その恰好で一日中ヒツジの糞尿の中を泳ぐのを、楽しませてもらったのよ」
1874年に発表された、英作家トーマス・ハーディ(Thomas Hardy)による同名名作小説を原作とする同映画には、他にもマイケル・シーン(Michael Sheen)やトム・スターリッジ(Tom Sturridge)などが出演。男性リードを務めたマティアスは、映画に対する観客の反応が、楽しみでもあり怖いようでもあると語り、プレミアが終わったら身を隠したいと冗談を飛ばした。
「今夜のプレミアが終わったら、劇場から走って出て自分の部屋に鍵をかけて閉じこもろうかとも思っているよ」とマティアス。
「この作品にぼくたちが注ぎこもうとしたものを、観客に感じ取ってもらいたから、反応がすごく気になるんだ。それで気がそわそわしているのさ」
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