女優のサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker, 50)が、米人気TVドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」(SATC)以来10年ぶりにHBOのドラマに復帰することが分かった。
サラは1998年から2004年まで放映された「SATC」で演じたキャリー・ブラッドショー役で世界的な有名女優に成長した。米エンターテイメント情報サイトDeadlineによると、_サラは「Divorce」(離婚)というタイトルで同局が放映する新コメディシリーズに出演することが決まったという。
1台のカメラのみで撮影するスタイルをとる同シリーズは、「SATC」が11年前に終了して以来、サラにとって初めての主演ドラマとなる。離婚手続きがバカげているほど長く続いている夫婦を主人公とした「Divorce」はニューヨークで撮影される。サラが演じるのはフランシスという女性で、人生の再スタートを切るのは、当初想定していたより難しいことを離婚手続き中に知るという役どころだ。トーマス・ヘイデン・チャーチ(Thomas Haden Church)やモリー・シャノン(Molly Shannon)、タリア・バルサム(Talia Balsam)らも出演する。トーマスはフランシスの夫、モリーはひどく神経質な彼女の友人、そしてタリアは別の友人をそれぞれ演じるという。
同作のパイロット版ではジェシー・ペレッツ(Jesse Peretz)がメガホンをとり、現在は英脚本家で女優のシャロン・ホーガン(Sharon Horgan)が脚本を執筆している。シャロンは自身の制作会社マーマンを通じ、プリティ・マッチズ・プロダクションズのパーカー・ベンソン(Parker Benson)、その妻アリソン(Alison)と共に製作総指揮も務めるという。さらにカピタル・エンターテイメントのポール・シムズ(Paul Simms)とアーロン・カプラン(Aaron Kaplan)も参加する。
HBOはレナ・ダナム(Lena Dunham)のTVシリーズ「Girls」の大人気ぶりに触発され、主要キャラが女性のみのシリーズに積極的になったとみられている。HBOはサラ・シルバーマン(Sarah Silverman)が主演するシリーズも計画しているとみられている。
サラの次回作は年内に公開されるコメディ映画『All Roads Lead to Rome(原題)』だ。
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