4月も下旬に入り、油断しているときっと5月もすぐに過ぎて、あっという間に6月になるのだろう。6月と言えばもちろんジューンブライドの季節。
セレブに人気のファッションデザイナー、モニーク・ルイリエ(Monique Lhuillier、43)といえば、何と言ってもそのゴージャズで繊細なドレス。ことにモニークの作る花嫁ドレスは、人気歌手のピンク(Pink) や女優リース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)などが自分たちの結婚式に着るドレスに選んだことで知られている。
花嫁衣装と言えば、まず白というのが伝統的な考え方であろうが、モニークは白に対して特にこだわる必要はないという考えだ。
「色のあるドレスをデザインするのが、わたし自身も好きなの」とHello! Fashion! に対してモニークは微笑んだ。
「花嫁衣裳で白以外もいいなと思うなら、まず薄いピンクを候補に考えるのが一番間違いない選択ね。薄いピンクなら、ケンカせずにどんな感じの肌色にも映えるから。ちょっと冒険したい花嫁さんには、わたしの春夏コレクションの中なら、アジサイ色、ラベンダー、ゴールド、ピスタッチョ、ミストといった色がおススメかな」
そんなモニークは、花嫁衣裳選びのショッピングに出かける際には、何よりも心を柔軟にして楽しんでもらいたいという。その上で、もっと実用的な面のアドバイスを求められたモニークからは、披露宴のお化粧直しの後に着るドレスは少し前丈の短めのものを選べば、メインのドレスとの対比でカジュアル感が出せて一考の余地あり、という提案も。さらに、
「自分のお客さんには、彼女たちがいままで試したことのない髪型や化粧法を結婚式ですることは奨めないようにしているわ」とモニーク。
「普段の自分の、元来の美しさを強調する、自分が納得して居心地が悪くない髪型やメイクを選びたい。結婚式の一週間前ぐらいに髪型やメイクの予行練習をしておくのは、やはり必須だと思うわ」
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