米人気女優のスカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)と俳優のジェレミー・レナー(Jeremy Renner)が子どもたちの飢餓を終わらせるためのキャンペーンを行っている。
スカーレットとジェレミーは、まもなく公開されるマーベル・コミックス原作の映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でスーパーヒーローを演じている。スターである2人は、飢餓の問題に取り組んでいる慈善団体Feeding Americaの公共広告に出演している。
「食事の提供を援助する公的支援があったから、私の家族は生活することができたの」とスカーレットは米People誌に語った。「アメリカにおける子どもたちの飢餓は現実に存在するのに見落とされがちな問題よ。でも人々が力を合わせれば解決できる。Feeding Americaに参加してもらうことで、この問題が解決に向かうと思っているわ」
スカーレットとジェレミーのCMは30秒程の長さで、アメリカ国民を飢えから救うための大事な問題を語っている。年間何万トンという膨大な量の食べ物が無駄になっているのだ。
スカーレットには生後7ヶ月になる娘のローズ・ドロシー(Rose Dorothy)ちゃんがいる。2歳になる娘のアヴァ(Ava)ちゃんがいるジェレミーは、子どもが飢えるのを見ることは耐えられないという。
「1人のアメリカ人として、この国で深刻な飢餓問題が起きていることを知りませんでした」公共広告組織の飢餓防止キャンペーンの一部でもあるこのCMでジェレミーはそう語っている。
「1人の親として、5人に1人の子どもが飢えに苦しんでいることすらも知りませんでした」
Feeding Americaはアメリカにおける飢餓対策を支援する主要な慈善団体で、国内に6万箇所もの食糧配給所を設置して4600万人を超える人々に食料の提供を行うなど様々なプログラムを実施している。
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