『ホビット』シリーズなどで知られる英俳優のマーティン・フリーマン(Martin Freeman, 43)が、クリス・エヴァンス(Chris Evans)主演の『キャプテン・アメリカ』シリーズ第3作『Captain America: Civil War(原題)』に出演することが決まったとマーベル・スタジオズが5日、発表した。マーティンがどのキャラクターを演じるのかは明かされていない。
「ビルボ・バギンスからワトソン博士、『The Office』のティムにいたるまで、マーティンはドラマからコメディまで幅広い役を演じ、常に感動を与えてきた」とプロデューサーを務めるケヴィン・フェイグ(Kevin Feige)社長が声明でコメントした。「マーベル・シネマティック・ユニバースに、これほど優れた役者を迎えることができたのは、この上ないほど光栄であり、興奮している」
マーティンは『ホビット』シリーズで最もよく知られるほか、『ラブ・アクチュアリー』や『Nativity!(原題)』にも出演している。
しかし初めてその名が知られるきっかけとなったのは、英コメディアンのリッキー・ジャーヴェィス(Ricky Gervais)と共演したコメディシリーズ「The Office」だった。その後は英俳優のベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)が世界的に有名な探偵を演じた英テレビシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」でワトソン博士に扮し、一気に世界的な人気役者へと成長した。
また、米俳優のビリー・ボブ・ソーントン(Billy Bob Thornton)と共演するミニTVシリーズ『FARGO/ファーゴ』では、レスター・ナイガード役で高い評価を得ている。
『Captain America: Civil War』は『キャプテン・アメリカ』シリーズ第3作にあたり、2016年5月6日に公開が予定されている。クリスがタイトルロールで主演するほか、ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)とアイアンマン役のロバート・ダウニーJr.(Robert Downey Jr.)も登場する。またシリーズ常連に加え、バロン・ジーモ役のダニエル・ブリュール(Daniel Brühl)、ブラック・パンサー役のチャドウィック・ボーズマン(Chadwick Boseman)ら新キャストも参加する。
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