17日に開催されたビルボード・ミュージック・アワードで、テイラー・スウィフト(Taylor Swift, 25)が計8部門を受賞した。
カントリーからポップへと転身したテイラーは、アルバム『1989』でトップ女性アーティスト、トップ・ビルボード200アルバムなどの部門で受賞した。トップ女性アーティスト部門では、イギー・アゼリア(Iggy Azalea)、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)、ケイティ・ペリー(Katy Perry)、メーガン・トレイナー(Meghan Trainor)といった強敵をおさえての受賞となった。
テイラーは賞を受け取るために壇上に上がったほか、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)をフィーチャリングした最新シングル「バッド・ブラッド」を初披露。数週間前からファンの期待を高めていて、公開されたポスターには有名人の友人の名前がいくつもあった。同曲のビデオにはエリー・ゴールディング(Ellie Goulding)、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)といったそうそうたる顔ぶれが参加している。
豪ラップ歌手のイギーはテイラーにいくつかの部門で破れたとはいえ、無冠に終わったわけではない。チャーリーXCX(Charli XCX)とコラボした「ファンシー」でトップ・ラップ・アーティスト賞、トップ・ストリーミング・アーティスト賞、トップ・ラップ・ソング賞を獲得した。
一方、男性陣ではファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が席巻。「ハッピー」でトップR&Bソング賞、『ガール』でトップR&Bアルバム賞、そしてトップR&Bアーティスト賞を獲得した。
しかしトップ男性アーティスト部門ではサム・スミス(Sam Smith)が受賞。サムはトップ・ラジオ・ソングス・アーティスト賞にも輝いている。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。