俳優のデヴィッド・ドゥカヴニー(David Duchovny, 54)は、「X-ファイル」でフォックス・モルダー捜査官を再演するのは「奇妙だけど面白い」と感じている。
デヴィッドは6話構成の新ミニシリーズで、ブレイクのきっかけとなったモルダーに扮する。久しぶりの登板で緊張を感じる一方、ダナ・スカリー捜査官を演じるジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)との再共演に気分が高揚しているようだ。
「奇妙だけど面白くなるよ」とデヴィッドは米People誌オンライン版で語っている。「ありがたいことに、ジリアンもいる。『本当にまたこの作品に出演するのか? またこのセリフを言わなくちゃいけないのか?と思う。でも少なくとも、お互いがいて良かった』という状況なんだ」
「X-ファイル」は2002年にシーズン9で終了。スピンオフ映画2本を生み出し、新ミニシリーズは2016年1月24日から全米で放映が予定されている。
オリジナルのシリーズが終了して状況は変わったものの、モルダーはそう変わっていないとデヴィッドは話している。
「キャラクター的に言えば、基本的には変わっていないよ」とデヴィッド。「身体的には明らかに変わっているけどね!」
「ジリアンも同じ意見だと思うけど、僕らはもっと良い仕事ができるようになった。このキャラクターで僕らに何ができるのかを楽しみにしている。オリジナルのパイロット版を観ると、『ワオ、僕らは本当に長いことこれをやっているんだ!』とびっくりさせられるよ」
「X-ファイル」に加え、デヴィッドはTVシリーズ「カリフォルニケーション」でも主演を務めた。最新ドラマ「Aquarius」では、1960年代を舞台に、最悪の犯罪者の1人として知られるチャールズ・マンソン(Charles Manson)を追う殺人課の刑事を演じている。
「とにかく引きつけられた」とデヴィッドは台本を受け取ったときの気持ちを明かした。「小さい頃から実録犯罪ものに興味があった。それは今にいたるまで変わらない」
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。