俳優のメル・ギブソン(Mel Gibson, 59)は、娘のルシア(Lucia)ちゃんを夏休みにオーストラリアに連れて行きたいと考えているが、元恋人がその前に立ちはだかっている。
メルの元恋人でロシア人ミュージシャンのオクサナ・グリゴリエヴァ(Oksana Grigorieva)は2009年にルシアちゃんを出産。2人はその後別れたが、泥沼の法廷バトルの末、共同親権を認められた。
しかしここへ来て、メルとオクサナの間に、ルシアちゃんが夏の数ヶ月間をどこですごすかをめぐる新たなバトルが勃発した。
芸能情報サイトTMZによると、メルはオーストラリアで新作映画の撮影に入る予定で、ルシアちゃんを連れて行きたいと思っているという。しかしオクサナは娘が自分から遠く離れたところで今年の夏をすごすことに不満のようだ。このため、2人は家庭法判事に提訴し、メルが娘とすごす場所は判事の判断に委ねられた。
またTMZは、今回のメルとオクサナの娘をめぐる一連のバトルで、新しい展開があるとも伝えている。
「対立点はまだまだ多い」とある事情通は同サイトに語っている。
メルとオクサナはルシアちゃんの共同親権を認められたとはいえ、メルはここ数年で親権の適用範囲を広げているようだ。TMZによると、メルは娘の親権の50パーセント超を獲得しているという。
メルとオクサナは2010年に破局した。メルは当時、オクサナの口を殴り、歯を2本へし折ったとされる重暴行罪で起訴された。
しかし2014年5月、メルはロサンゼルスの裁判所に出廷し、3年間の保護観察処分を終えたことを理由に、有罪を認めた2011年3月の暴行罪の抹消を求めた。
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