カナダ出身の人気歌手カーリー・レイ・ジェプセン(Carly Rae Jepsen, 29)は、最新ヒット曲「アイ・リアリー・ライク・ユー」など、キャッチーな曲で知られている。歌詞では恋愛や恋人との関係を歌っているが、人物が特定されることは避けているという。
「いいえ、元恋人たちには、自分が曲の中で歌われていると感じてほしくない」とカーリーは独版Glamour誌とのインタビューで明言した。
「アイ・リアリー・ライク・ユー」のミュージックビデオでは、俳優のトム・ハンクス(Tom Hanks)が特別出演を果たしている。トムのカメオ出演を実現させたのは、カーリーのマネージャー、スクーター・ブラウン(Scooter Braun)だった。
「私のマネージャーの友人で、歌を聴いて出演したいと言ってくれたの」とカーリーが明かした。「振付師が難しい動きを見せてくれたけど、彼はただ笑って、『とんでもない、僕らは好きなように踊ればいいんだ!』と言ったわ」
カーリーは2011年、「コール・ミー・メイビー」が大ヒットしてポップシーンに彗星のごとく現れた。突然のブレイクでとまどうこともあったが、有名になったとき、すでに成熟した大人で良かったと話している。
「20代半ばだったから、うまく対応できたわ」とカーリーは説明した。「でもレストランで座っていると、みんなが写真を撮り始めることにはかなり違和感があったけど」
ではカーリーは、連発するヒット曲のインスピレーションをどこで得ているのだろうか?
「真夜中にアイディアが浮かんでくると、あちこちにぶつかりながらスマートフォンを探して録音するの」と彼女は英Very誌に笑顔で語った。「飛行機の中でも思いつくことがあるけど、気まずいときもある。忘れる前に書き留めておきたいメロディーを思いついても、唯一の方法はiPhoneをつかんでトイレで歌うこと。つい最近もそうだった。この曲を録音するために何度もトイレに入ったから、まわりの人たちは私の膀胱が世界で一番小さいと思ったはずだわ」
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