米音楽プロデューサーでラッパーのショーン・コムズ(Sean Combs, 45)が、22日午後に逮捕されたことが分かった。
P・ディディ(P. Diddy)としても知られるショーンには6人の子どもがおり、その1人ジャスティン・コムズ(Justin Combs, 21)はカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のフットボールチーム「ブルーインズ」にディフェンシブ・バックとして所属している。
芸能情報サイトTMZのスポーツ版「TMZ Sports」によると、ショーンはブルーインズのコーチの1人と口論となり、UCLAキャンパス警察に逮捕されたという。
チームの練習をサイドラインの外側で見ていたショーンは、UCLAのアシスタントコーチがストレングス&コンディショニングの最中、ジャスティンを怒鳴りつけたのを目撃。複数の事情通によると、コーチはジャスティンがフィールドで練習中に彼を「からかい、激しく罵倒していた」という。
「その後、ディディはコーチのオフィスに押しかけ、つかみかかったと聞いている」と事情通の1人は語り、ショーンが口論の後でキャンパス警察によって拘束されたとつけ加えた。やり手のビジネスマンでもあるショーンの純資産は約7億3,500万ドル(約908億円)とみられている。
ショーンは息子の安全を心配していたとみられている。情報筋によると、コーチの指導はやりすぎだったと感じたようだ。
「ディディ自身は最初、警察に通報したがっていたが、携帯電話を手から奪われていた」とTMZは伝えている。
UCLAはバッドボーイ・レコーズの創設者でもあるショーンの起こした騒動について、次のような声明を出した。
「本日午後12時30分すぎ、(P・ディディとしても知られる)ショーン・コムズがUCLAのアコスタ・アスレチック・トレーニング施設で、ケトルベル(ダンベルの一種)という凶器が絡んだ暴行の容疑で逮捕されました」
「重傷者はおらず、大学警察が捜査しています。コムズは今夜中にロサンゼルス郡保安官事務所の収容施設に送られる見通しです」
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