『トワイライト』シリーズで知られる俳優のケラン・ラッツ(Kellan Lutz, 30)は、同シリーズで演じたキャラクターのフィギュアをバイブレーターにしたファンに衝撃を受けたことがある。
『トワイライト』シリーズは主役陣にブレイクするきっかけを与え、ケランやロバート・パティンソン(Robert Pattinson)、クリステン・スチュワート(Kristen Stewart)らが世界的な人気役者へと成長した。
ケランはエメット・カレン役で出演したが、その演技はあるファンの心にいつまでも残っているようだ。
「『トワイライト』のサイン会をやっている時、あるファンの女性がエメットのフィギュアを持ってきたんだ。サインを頼まれたけど、それが普通のエメットフィギュアと違うのに気づいた。それでもサインしたけど、彼女は『本当にありがとう、帰ってから使うわ』と言った。『どういう意味?』と聞いたら、彼女がボタンを押すと、振動し始めたんだ。すごいものを見たなと思ったら、彼女はこれまでで最もいたずらっぽい感じでニヤッと笑った。やられたよ。僕のフィギュアをバイブにしたなんて、かなりシュールだったね」とケランは米Details誌に笑顔で語った。
『トワイライト』に出演する前、ケランは米TVシリーズ「新ビバリーヒルズ青春白書」や「ジェネレーション・キル 兵士たちのイラク戦争」などに出演。現在は映画とTVの両方で活躍し、3本の新作も控えている。
「ケランという本の1つの章にすぎないよ」と彼は『トワイライト』シリーズについて語った。「『トワイライト』に関わった日々は、本当に楽しかった。世界の頂点に立ったような気分だった。どこへ行くにも飛行機だったし、あちこちのパーティーに呼ばれ、プロモーションに出るのもギャラがもらえた。でも『ザ・ヘラクレス』や『エクスペンダブルズ3』にも出て、すばらしい共演者たちとカンヌですごいプロモーションツアーもした。その頃がなつかしいかって? そんなことはないよ。でも感謝している。その後は毎年が想像を超えたものになり、楽しいこと、そうじゃないことも含め、最高の時期が続いているよ」とケランは話している。
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