英女優のヘイリー・アトウェル(Hayley Atwell, 33)は、自身が演じるマーベル・ヒーローズのキャラクター、ペギー・カーター(Peggy Carter)がフェミニストの象徴として受け取られて嬉しいという。
ヘイリー演じるペギー・カーターは2011年に公開された映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』を皮切りに、いくつかのマーベル映画に登場している。また、ペギーを主人公にしたTVシリーズ「Agent Carter」も放映中だ。
スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)演じる超人的な能力を持つブラック・ウィドウ(Black Widow)など、マーベル・シリーズで増加中の女性キャラクターの一員になることができて、ヘイリーは喜んでいる。
「観客が女性キャラを望んでいるんだと思う。マーベル・シリーズは観客の反応に応えて作られていくのだから、強い女性キャラが登場するのも、女性キャラが増加しているのも人々の期待があるからなのよ。需要があれば無限に増えていくわ。素晴らしい役者たちも演じているわね。マーベル作品はキャスティングがうまいのよ」とdenofgeek.comに打ち明けたヘイリー。
「ペギーをフェミニストの象徴だと思ってくれる人々にイベントで会うのも嬉しいわ。みんなペギーの台詞を引用してくれるの。『私は自分の価値をわかっている。他人の意見は気にしない』とかね」
ヘイリーはマーベル・シリーズの最新作『Ant-Man(原題)』にも出演するようだが、彼女の分身であるペギーのシーンについては取り決め上、口外できないという。
ヘイリーは2人のトレーナーに指導を仰ぎ、アクション・シーンも自ら演じている。幸運なことに彼女の筋肉が、ドラマの学校で学んだアクションを記憶していたので、その動きを呼び起こすのは難しくなかった。
「アクション・シーンは、はけ口でもあるの。鬱憤を晴らすにはピッタリだわ。ペギーを演じる緊張感を解放することもできるし」と語ったテイラー。「しかもハイヒールと細身のスカートでやらなきゃいけないから、いつも大変なのよ!」
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