ブライアン・シンガー(Bryan Singer, 49)監督が、マーベルコミックス原作の人気シリーズ『ファンタスティック・フォー』と『X-MEN』のクロスオーバー企画の可能性をほのめかしている。
ブライアンは米Yahoo! Moviesとのインタビューで2大シリーズのクロスオーバーの噂について口を開いた。どんなストーリーになるか詳細を語るのは避けつつも、実現する可能性はゼロではないとしてファンの期待を高めている。
「そういうアイディアがあるのは確かだ」とブライアンは話している。「どちらも群像劇というアンサンブル映画で、そうなるのが自然な構造をしているから、自然な組み合わせになるだろう」
しかし「自然な構造」とは何かを詳しく語るように求められると、監督は次のように答えた。「時間が解決することだ。僕に言えるのはそれだけだよ」
『ファンタスティック・フォー』と『X-MEN』はどちらもマーベルが所有するため、クロスオーバーの噂は数ヶ月前から流れていた。
両シリーズは原作コミックでは何度かタッグを組んだことがある。1987年の「Fantastic Four vs. The X-Men」シリーズや、最近の「X-Men/Fantastic Four」がそれだ。
映画版の両シリーズにも共通点がある。プロデューサーで脚本家のサイモン・キンバーグ(Simon Kinberg)が関わっている点だ。サイモンは『X-MEN: フューチャー&パスト』や今年公開の『ファンタスティック・フォー』、そして『X-MEN』シリーズ最新作『X-Men: Apocalypse(原題)』で脚本を手がけている。
『Apocalypse』について、女優のローズ・バーン(Rose Byrne, 35)は最近、同作の衣装に衝撃を受けたと話している。ニセの遺伝学者モイラ・マクタガート役を演じているローズは、「とても80年代」的なコスチュームを大いに楽しんだようだ。
米エンターテイメント情報番組「MTV News」 とのインタビューで、モイラがどんな衣装を着るのかと質問されたローズは、「80年代は大好き!」と答えた。「ハイウエストのパンツがあるの。マイブームになっているくらいで、ストロングショルダーも好き。ブラウスの下にネグリジェというルックスはあまり好きじゃない。あれはいかにも80年代のルックスだから」
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