英歌手のエド・シーラン(Ed Sheeran, 24)が、自身のレコードレーベルを本格的に始動させている。
エドはソロ歌手として大成功を収め、他のアーティストにも楽曲を提供している。今回、音楽的知見を若手スターに授けることを目的とした新レーベル「ジンジャーブレッド・マン・レコーズ」で初めてアーティストと契約したと明かした。
「自分のレーベルを立ち上げることに超テンションが上がっているよ」とエドは語っている。「しばらく前から計画していたことなんだ。当初からアーティストの支援をするのが大好きだったけど、これで自分が心から信じるアーティストと一緒に仕事ができるようになる」
新レーベルはワーナー・ミュージックUKの子会社でもある。初の契約アーティストは英シンガーソングライターのジェイミー・ローソン(Jamie Lawson)で、今年ロンドンで行われたソロコンサートでエドがサポートアクトを務めたことがある。
「初めての契約アーティストはジェイミー・ローソン。最高に才能があって、数年前から知っているんだ。実は今年、オーストラリアとイギリス/ヨーロッパでツアーをしたこともある」とエドは話している。「10月9日にリリースされるジェイミーのセルフタイトルアルバムを聴いてもらうのが楽しみだよ」
アルバムのリリースに加え、初ミュージックビデオもジンジャーブレッド・マン・レコーズの公式YouTubeチャンネルで公開される。
エドは2010年にリリースしたヒットシングル「The A Team」でブレイク。同曲を収録した2011年のアルバム『+』はイギリスでリリースからわずか1週間で10万2,000枚以上を売り上げ、トップスターの仲間入りを果たした。
その後も好調に活動を続けているが、最初の勢いを失った後は低迷すると思っていたエドにとっては驚きだったようだ。
「『+』が最大のヒットアルバムで、その後は頭打ちになると思っていたよ。こんなにヒットするとは誰も想像していなかったから、プレッシャーがかかっている」とエドは最近、英The Sun紙とのインタビューで語っている。
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