話題の映画に立て続けに出演し、人気急上昇中の俳優アンセル・エルゴート(Ansel Elgort, 21)が、「DJアンソロ」名義でレコード契約を結んだと報じられた。
アンセルは2014年公開の『きっと、星のせいじゃない。』で最もよく知られているが、アイランド・レコーズとの契約が成立したことで、ミュージシャンとしてDJ界に進出することが決まった。
アンセルはレーベルと契約したことで、ミュージシャンとしてのステータスが「信頼される」ものになればと思っている。
「笑い者になったり、信頼されなかったりするのが一番イヤだよ」とアンセルは米Rolling Stone誌に語っている。「音楽業界に進出して、ミュージシャンとして尊敬されたい。単にミュージシャンとしての肩書きがほしいセレブじゃなくてね。多くのステージを経験してきたけど、前座ばかりだった。たくさんのファンができるまではヘッドラインを務めることがなかったんだ」
アンセルはここ数年、音楽フェスやイベントでDJを務め、積極的に評価を高めてきた。本気で音楽界を目指すようになったきっかけは、レイドバック・ルーク(Laidback Luke)によるジョン・レジェンド(John Legend)の「ハートブレイカー」のリミックスを聴いたことだったという。近くリリースされるデビューシングル「To Life」を含む4曲を収録したEPで、レイドバックのような成功を果たすことができたらと願っている。EPの完成はボーカルの録音を残すのみとなっているようだ。
「(自分の音楽は)グルービーなクラブミュージックだと思っているよ。ちょっとプログレ風だけどね」とアンセル。「すごい興奮状態になることも、強烈になることもある。いろんなことを感じてもらえるはずだよ」
「『To Life』のために、トラックには本物の楽器を使っていて、ノスタルジーと新しいものがうまくミックスできているんだ。ディスコ系のミュージシャンと、最高のベースラインをプレイする人たちを使いたい。新EPは、僕のグルービーでクラブっぽいサウンドを込めた、新しいタイプのディスコミュージックになるよ」
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