「アメリカン・アイドル」や「Xファクター」など人気音楽オーディション番組の辛口審査員として知られる音楽プロデューサーのサイモン・コーウェル(Simon Cowell, 56)が、数年前はボトックスをやりすぎていたと自ら認めた。若々しいルックスを死守するために努力を続けてきたサイモンは、デトックス美容法に挑戦して痛い目に遭ったこともあるらしい。「美容に関する記事を読みまくっているし、その美容法に効果があると信じてしまうんだ」と、サイモンは英ミラー紙のインタビューで告白している。「LAで奇妙な施術を受けたこともある。全身にオイルを塗られてからラップとアルミ箔で包まれ、さらにチューブ状のものの中に入れられて1時間ほど放置されるんだ。デトックスするための施術だったんだけど、2ヶ月後に“これは拷問なんだ”と悟ったよ」。
仕事の場で美女たちと会う機会が多いサイモンは、彼女たちからアドバイスを受けることもある。「一時期はやっていた羊のプラセンタを使った施術も受けたよ」と彼は話している。「歌手のシニータ(Sinitta)に勧められて、巨大なデトックス・マシーンを買ったりもした。寝室に宇宙船が着陸したのかと思うほど、大きな機械だったね。いつも係の人に家まで来てもらっているんだけれど、彼は僕をマシーンの中に入れて扉をロックすると、その後90分間テレビをみているんだ」。
ボトックス注入にも手を出していたサイモンは、ボトックスをやりすぎて顔が動かなかった時期もあると冗談まじりに語っている。「あの頃よりはマシになっていることを願うよ。数年前はボトックスを少しやりすぎていた。テレビ界の人たちは、みんなボトックスをやっているからね。フェイシャルの施術は受けているけれど、今はプチ整形とかには手を出していないんだ」。
デトックスやフェイシャルの施術のみならず、サイモンはビタミン点滴も受けている。彼は定期的に看護師さんを自宅に呼び、ビタミンB12とビタミンC、そしてマグネシウムをミックスした点滴を30分間受けているという。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。