豪ツアー中の米人気歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift, 25)が先週末、耳の聞こえないファンの願いに応えて面会を果たした。
テイラーは現在、「1989」ワールドツアーの一環でオーストラリア公演を敢行している。11月28日にシドニーでコンサートを行った際、内耳性難聴を引き起こす病気と診断されたファンのジョージャ・ホープ(Jorja Hope, 12)ちゃんと会った。
豪Maitland Mercury紙によると、ジョージャちゃんが初めてその診断結果を聞かされた時に真っ先に心配になったのは、今後テイラーの歌を聴くことができなくなるというものだったという。
ジョージャちゃんと双子の姉妹であるクロエ(Chloe)ちゃんはすぐにネットで「#HelpJorjaMeetTaylorSwiftSydney」(ジョージャがシドニーでテイラー・スウィフトに会うのを手伝って)というキャンペーンを展開。シドニーのラジオ局Nova 96.9の耳にとまり、コンサート前にテイラーとの面会が実現した。
憧れのテイラーと会えたジョージャちゃんは同紙に対し、「とてもステキで、本当にかわいかった。あんなに背が高いとも思わなかった。すごく楽しくて、一晩中踊り明かしたわ」と語った。
「テイラー・スウィフトこそ私のアイドルなの」とジョージャちゃんはつけ加えた。「悪く言う人もたくさんいるのは確かだけど、それでも前に進んでいく」
テイラーがファンのために手を差し伸べたのはこれが初めてではない。1月には学生ローンの支払いを支援するため、あるファンに1,989ドル(約24万4,000円)の小切手を送ったほか、昨年12月には大勢のファンに包装したプレゼントを届けている。テイラーはファンのSNSを逐一チェックし、誰が何を「スウィフトマス」にほしがっているのかを確かめ、個人的な手紙も添えたという。
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