『アーティスト』でアカデミー賞（R）主演男優賞を獲得した仏俳優のジャン・デュジャルダン（Jean Dujardin, 43）の恋人が出産し、ジャンにとって3人目の子どもとなる女の子が誕生したことが分かった。
ジャンの恋人で元オリンピック代表フィギュアスケート選手のナタリー・ペシャラ（Nathalie Péchalat）が5日、ジャンヌ（Jeanne）ちゃんを出産したことをある事情通が米People誌で認めた。ジャンとナタリーは1年以上前から交際している。
ジャンは最初の妻ガエル・デュジャルダン（Gaëlle Dujardin）との間にジュル（Jules, 14）君とシモン（Simon, 13）君の2男をもうけた。ジャンは2人目の妻アレクサンドラ・ラミー（Alexandra Lamy）と2009年から2013年まで結婚していた。
ナタリーの妊娠は7月に伝えられた。
数々の賞を受賞した2011年のサイレント映画『アーティスト』のおかげで、ジャンの知名度は世界中で高まり、2012年にはゴールデングローブ賞と英国映画テレビ芸術アカデミー（BAFTA）賞、さらにオスカーを受賞した。
しかしジャンは以前、名誉あるオスカー像を贈られたことをジョークのネタにしたことがある。
「人生で多くのことから救ってくれたものを、常に冷ややかな目で見てきた」とジャンはEurostar社発行のMetropolitan誌とのインタビューで笑った。「オスカーを受け取った瞬間は嬉しかったが、同時に、自分がこの壇上にいることが完全にバカげていると思うしかなかった。ひどい英語をしゃべる人間が、この像を手にしているなんて、と」
「不条理だけど、そのままでいようと思う。今では棚にオスカー像がある。とてもハンサムだと思うが、毎日磨いているわけでもない」
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