英俳優のオーランド・ブルーム(Orlando Bloom, 38)が先週末、インドから国外退去処分を受けたことが分かった。
オーランドは19日、イギリスからインディラ・ガンディー国際空港へ向かったが、ビザに不備があったためそのまま送り返されたという。
オーランドは観光をアピールする国賓としてインドに招かれた。出発するかなり前からオンラインで正式な書類手続きをしていたが、飛行機が着陸するまで申請に不備があったことを知らされていなかったようだ。
「オーランドは政府の招待で訪れた」とある事情通は印Mail Today紙に語っている。「滞在を認める他の方法があったにもかかわらず、意図的に国外退去処分にした移民局担当者のごう慢な振る舞いのせいで、世界におけるインドのイメージが損なわれた」
オーランドには72時間の一時的な滞在許可が与えられる可能性もあったという。しかしそうはならず、午前4時のフライトでイギリスにとんぼ返りをする羽目になった。
その後、インド外務省のスシュマ・スワラージ(Sushma Swaraj)大臣が直々に手続きに加わり、オーランドは翌20日にインドに無事入国したという。
報道によると、オーランドは今回の事態に「怒っていた」ようだ。
「入国を拒否された乗客は、同じ機の折り返し便で送還しなければならないという書面による指示がある」と担当者の1人は同紙に語っている。「今回のケースでも、係官は指示に従ったまでだ。一時的滞在許可は、オーランドが有名人であることを考えれば選択肢の1つだが、我々は状況を確認しなければならず、この選択肢を考慮することはなかった」
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