GLAM Editorial

マイケル・ブーブレ、がん闘病中の息子のためブリット・アワード司会を見送り

 カナダ出身のポップ歌手マイケル・ブーブレ(Michael Buble, 41)が、がんで闘病中の息子に集中するため、来月開催の英音楽の祭典「ブリット・アワード」の司会を見送ったと報じられた。

 長男ノア(Noah, 3)君は昨年に肝臓がんと診断され、マイケルは看病のため活動を休止した。ここへ来て、マイケルはブリット・アワード主催者側に授賞式での司会を辞退すると伝えたという。

 ある事情通は英The Sun紙に対し、マイケルは16日夜、主催者側に「困難な連絡」をしたと話している。

 「マイケルに配慮して、プロデューサー陣は決断に必要な時間を与えていて、完全に理解を示した」と事情通は語っている。

 主催者側は現在、2月22日にロンドンのO2アリーナで行われる授賞式で司会を務めるピンチヒッターを探している。 

 ノア君は12月末に手術を受けたと報じられた。マイケルと妻のルイサナ・ロピラト(Luisana Lopilato)は昨年11月、ルイサナの母国アルゼンチンのLa Nacion紙が最初に報じたことを受け、ノア君の病気を事実と認めた。その後、ルイサナの姉ダニエラ(Daniela)が病名を肝臓がんであると明かし、ノア君はアメリカで腫瘍を縮めるための化学療法を始めている。

 マイケルとルイサナはノア君のがんを公表して以来、容態についてはコメントしておらず、プライバシーの尊重を求めている。

 「この困難な時期にあたり、みなさんの祈りとプライバシーの尊重をお願いいたします」と夫妻は11月に発表した声明で語っている。「これから長い道のりが控えており、家族と友人、世界中のファンの支援と共に、この闘いに勝てればと思っています。神の思し召しを」

 マイケルは12月、英BBCがロンドンで主催した「BBCミュージック・アワード」でのパフォーマンスをキャンセルした。4月に母国で開催され、カナダのグラミー賞ともいわれる音楽の祭典「ジュノー賞」の司会は予定どおり行うとみられている。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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