バイト先や就職した先でお局様がいることは少なくありません。
ドラマなどを見ても在籍歴の長いお局様は陰湿だったり、偉そうで取り仕切っていたりと嫌なイメージが強いですよね。
お局様の指示で職場みんなに意地悪されるシーンが描かれることも少なくありません。
しかし、元から意地悪な人はあまりいません。何かが原因で人に当たったり意地悪してしまったりすることもあります。
今回は、意地悪なお局様が普通の女性に戻ったきっかけを取材しました。
1:弱いものいじめ好き=怒りをあらわに言い返す
「なにかと私をいじめるお局様がいました。私はどちらかと言うと気が弱い感じでいつも何か言われると相手が悪いと思って『すいません』と謝っていました。
だけどあまりにも理不尽なことが続くのでとうとう我慢できずに『それは私が悪いことですか? 納得できないので役員に確認します』と声を荒げてしまいました。
楯突いてしまったので私はいじめが加速すると思っていました。でもそれ以降急に手のひらを返したように優しくなったんです。
弱いものをいじめたいという性質が人にはあるかもしれないので、時には怒りを出すことは重要かもしれません。
でも、御局様は社長など偉い人を味方につけられるほど信用があることが多いので、言い返すタイミングは大事かもしれないですね」(26歳・女性)
2:マウント好き=虚な目で塩対応
「意地悪なお局様にもいろいろタイプがいます。幸い私の場合は、本当に話が通じないタイプのやばいお局ではなく、支配欲と自己愛の強いマウントお局様タイプしか出会っていません。『そろそろ結婚しなさいよ』『え、婚活なんかしてるの?』『とろいわねえ』って見下すタイプの御局様ですね。
こういうお局様は、褒めると依存してきて、さらに見下されたり絡まれたりと厄介です。虚な目で塩対応していると、大人しくなりました」(47歳・女性)
3:いじけやすい=年下らしく褒める
「私がバイト先で出会ったのは、寂しがりやでいじけやすいお局様タイプ。家庭を持っていましたが、旦那さんが仕事で忙しく、バイト先を居場所にしていたよう。
在籍歴が長いので、バイトさんたちを従えていましたが、自己肯定感が低くて、どこか自信がない感じでした。それをごまかすために、強く見せていたんですよね。
なんとなくそれを感じて、『勉強になります!』『さすが!』と年下らしくなるべく褒めることにしたら大人しくなって行きました。しかし、友人が出会った正真正銘、性悪タイプのお局様は転職するしか方法がなかったみたいです」(23歳・女性)
4:可愛い子が嫌い=好きな人ができる
「職場の先輩で典型的な『いじわるお局』様がいて困っていました。
可愛い子や感じのいい子、上司から気に入られている子にはとにかく厳しくて、ちょっとしたことで怒られたり嫌味を言われたり。
自分では男性にモテすぎて結婚できないと言っていますが、原因は性格の悪さなんじゃないかともっぱらのうわさ。
そんなお局様、最近来るようになった取引先の若い男性を気に入ったらしく、絶賛猛アプローチ中なんです。
男性の好みがおしとやかな女性だと聞いたようで、そのおかげで今はめっきりおとなしくなってしまって。まわりにいる私たちは超平和な日々を過ごせています。振られたら元に戻るかもしれないけどね(笑)」(40歳・女性)
まとめ
タイプによっても、お局様攻略は異なってきます。
恋活・婚活中のお局様の場合には、お局様の気になる人に気に入られてしまったら大変そう……。振る舞い方を考えて、うまくやり過ごしたいですね。
(神崎なつめ/ライター)
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