キャビンアテンダント、看護、保育など、女性比率が高い職場が存在します。そんな職場で上手くいく人もいれば、人間関係に悩まされてしまう人もいるよう。
男性の目を気にすることがない女性だらけの職場では、どのような風習が生まれてしまうのでしょうか。実際にあった事例をご紹介します。
1:お菓子を用意する
「どこにでもいるお局さん的な女性。うちの会社にもいるんです。うちにはすっごく特殊な風習があるんです。どこかに行ったらお土産を買って配るのはもちろんのこと、そのお局さんに仕事のお願いをするときには必ずお土産を持っていくことというおかしな風習が。
チョコレートとおまんじゅうとか甘いものを渡すんです。ポテチとかのしょっぱいものはダメなんです。なんなんだかよくわかりませんが中途入社したわたしも従っていますがそんな訳のわかんないルールはなくして欲しいです」(30歳・女性)
2:友達以上恋人未満の関係に
「女だらけの職場でみんななかよしなケースの場合、居心地が良くなり過ぎて心理的距離が近くなってしまい、友達以上恋人未満のような関係になりがちです。自覚なく相手を束縛しようとしてプライベートが気になったり、自覚なく相手の恋愛にキレたりしてしまいます。
相手の恋愛に不快な気持ちになるのは、羨望というよりも、同僚女性が遠くに行ってしまう悲しさが原因だったりします。女性だらけの職場の場合、居心地が良いからと行って相手を束縛したりやきもちを焼いてはいけないなと思っています」(44歳・女性)
3:生理カレンダーがある
「女性だけの職場って、一見気楽なようでいて大変なもの。やたらとマウント取りたがる先輩にぶりっこの後輩、自称サバサバ系の同期……。私の過去いた会社も、みんな個性が強くて苦労しましたよ。
その会社で一番謎だったのが、入口入ったところのカレンダーに毎月各自の生理の予定を書き込むこと。確かにお互いの体調に配慮できるし、合理的といえば合理的なんですが……。前時代的な風習だなぁと、心の中でいつも引っ掛かっていましたね。普段は気にしていなくても、来客から丸見えだったので、男性が来るとひやひやしちゃって」(43歳・女性)
4:在籍歴が長い人の言うことは絶対
「異性の目がないと陰湿な人間関係になってしまうことがあります。私が経験したのは、在籍歴の長い人の言うことは絶対に聞かないといけないと言うこと。どんなに間違っていても、『さすがです』『そうですよね!』って共感しないといけなくて……。でも利益を生み出さなければいけない職場として、非効率的だなぁと思いました」(29歳・女性)
まとめ
男性の目がないからこそややこしい風習が生まれたり、異性と出会いがないために女性同士の距離が非常に近くなったりと、職場の雰囲気によっても異なる傾向があります。
「女同士は気楽だ」と思うのか、「女性社会はしんどい」と思うのかは各々の性格でしょうし、職場選びはよく考えて行いたいものですね。
(神崎なつめ/ライター)
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