「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。
どれだけ男性の落とし方を勉強しても、まず自分自身のことをよく知らなければ、いい恋愛をするのは難しいです。
そこで今回は、女性にはどういった心理傾向があるのかを、心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。
自分のことをよりよく知って、ゆたかな恋愛をしましょう。
女性はつねに不安
昔から女性は子育てを担当してきました。
子どもを無事に育て上げるためには「ちょっと顔色悪いかも」「昨日より元気がないかも」などなど、子どもの微妙な変化にたえず意識を向け、つねに最悪の事態を想定する必要があります。
そのため、女性は不安傾向が強くなったと言われています。
もし「子どもの咳(せき)が多いけど、まぁ大丈夫でしょ」「最近食欲落ちてるけど……食費が浮いてラッキー」と注意を払わず楽観的に子育てをしてしまうと、子どもが健康に育たない可能性が高くなるでしょう。
「ネガティブ思考をどうにかしたい!」「もう不安を感じたくない!」と思っていても、それは“女性”の本能的なものなので、なくすのは難しいかもしれません。
女性は比較することをやめられない
数年前に“マウンティング”という言葉が流行りました。
周囲の女性と自分を比較して上下関係を決めるマウンティングは、女性なら当然の行動と言えるのです。
かつて女性は男性に“選ばれる立場”にありました。
男性に選ばれるためには、自分磨きも大切ですが、自分が周囲の女性と比較して“どの地位”にいるのかを知る必要があります。
自分の地位がわかれば、男性のランクを落とすことや上げること、さらには他の女性をその地位から落とすこともできます。
そのため「他の女性より目立たなきゃ」「周囲の女性のランクはどうなのかしら?」と、常にライバルたち(周囲の女性)の動向を気にしながら、比較を繰り返すのです。
女性は自分を嫌っていそうな女性を嫌いになる
上の項目でも書きましたが、女性は不安傾向が強いので「相手が気に入らないことをしてしまったかも」「あいさつしてくれなかったけどひょっとして……」と、ちょっとしたマイナス要素でもすぐ“嫌われた”という結論を出してしまいがち。
さらに、これも先に書きましたが、女性は周囲の女性をライバル視しているので、自分を嫌っているとわかれば、すぐさま“敵”と見なします。
そのため、昨日まで仲よく遊んでいた女友だちでも「私のこと嫌っているのかも」と思ってしまうと、すぐにその女友だちを嫌いになり、敵意をむき出しにするのです。
ですが、反対に自分に好意を持っている相手には好意を示します。
少しでも「嫌われたと思わせたかも」と感じるような行動をとってしまったら、距離を置かれるまえにすぐにフォローすれば嫌われることはないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
こちらで紹介した例はあくまで心理学的な観点から述べています。これらの見方が“絶対”ではないですが、なぜ女性が“不安”になったり“比較”をしたりしやすい傾向にあるのか、理解しやすくなったのではないでしょうか。
「自分に好意を持っている」と思った女性は味方になってくれやすいので、恋愛面ではキューピッドになっていい出会いを運んできてくれたり、相談に乗ってくれたりします。
同性の敵を増やすよりも、味方を増やした方がいい影響はたくさんあります。
ぜひ、今回ご紹介した内容を覚えて、不安をやわらげるよう心掛けたり、嫌われたと思わせるような言動を極力減らし、まずは女友だちを増やしてみましょう。
それがいずれ“いい恋”につながることとなるかもしれません。
(高萩陽平/ライター)
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