いくつであろうと不倫はしてはいけないこと。
しかし20代と30代以降の不倫では、その後の人生が大きく変わるもの。
30代以降の場合、やっと不倫から抜け出せてもさらなる試練が待ち受けていることも少なくないようです。
そこで今回は「30代以降の不倫の末路」をご紹介します。
婚期を逃してしまった
「28歳から32歳まで、大学時代の先輩と不倫をしていました。彼の『妻とはうまくいっていない』『別れて君と一緒になりたい』という言葉を信じていたんです。でも実際は子宝にも恵まれ、順風満帆な生活を送っていた。
悩んだ末、やっと彼と別れることができたけれど、周囲は結婚、出産、マイホームラッシュ。そのときはじめて『私は一番大事な時期を不倫に費やしてしまったんだ』と気付きました。いま必死に婚活をしているのですが、なかなか先が見えません」(33歳/営業事務)
モヤッとはしますが20代に不倫をしていた女性が破局後、何事もなかったかのように幸せな家庭を築くのは珍しくない話。
しかし30代以降になると結婚、出産のタイミングを逃すことにもなりかねないようです。
友人から白い目で見られるように
「30代になると、結婚して子どもがいる友人ばかり。なので私が不倫しているとわかった途端、嫌悪感をあらわにする子が多かったです。あんなに仲が良かった友人との関係が壊れ、今更ながら不倫を後悔しています」(32歳/住宅)
まだ若いと不倫話を聞いてくれたり、「既婚者なんてやめておいたほうがいいよ」と心配してくれる友人もいるもの。しかし30歳を過ぎると「いい歳して何やってるの?」と思われがちに。
「こういう女が旦那を奪うんだな」と軽蔑され、連絡すらも取れなくなる場合もあります。それほど不倫は信用を失うと肝に銘じておくべきでしょう。
仕事を失い、無職になってしまった
「上司と不倫していたのがバレ、41歳で会社をクビになりました。経験もあるし次の就職先くらいすぐに決まるだろうと思っていたのですが、応募するにも年齢がネックに。やっと面接まで漕ぎつけても、採用されるのはやっぱり若い子なんですよね。
なかなか就職が決まらず、いまは派遣の仕事で何とか食いつないでいます」(43歳/派遣)
このご時世、ただでさえ就職するのは大変なもの。さらに不倫が原因でクビになったなんてバレたら、より就活は前途多難になるでしょう。
不倫相手に別れ話を切り出したら…
・「取引先の相手と不倫をしていたのですが、もう34歳だし関係を終わらせるべきだと別れを切り出したんです。そしたら彼の態度が豹変。
『お前その歳で新しい男できると思ってるの?』と散々暴言を吐かれました。自分が悪いと承知の上で、世知辛い世の中だなと思ってしまった」(35歳/広告)
あんなに愛し合った不倫相手でさえ、突然攻撃的になる可能性があるから恐ろしいもの。すぐに彼とは別れて、本当に信頼できる人を探すべきでしょう。
さいごに
若いうちは環境的にも不倫から立ち直りやすいという面もあります。新しい恋も見つけやすいでしょう。
しかし30代を過ぎると状況は一変します。
どんなに後悔しても時間は戻せません。未来のない不倫に意味があるのか、もう一度よく考えたいですね。
(和/ライター)